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 学 名 
 Umbilia armeniaca clarksoni (Lorenz&Beals, 2013)
 和 名   
 Data 
 South of Cape Arid, S.Australia, by ROV found on sand
 among sponges at depth 88m
 Size 
 91mm    (Size Range: 92〜106mm)
 ひとこと
ウスアカネダカラの豪州中西部(Esperance)亜種。同種は2013年に4つの亜種に分類されたが、4亜種の中でもっとも背中のふくらみが低い。Schilder(1938),Lorenz(2002)が提唱した、殻の相対質量による計算式(下記参照)により分類された。その他にも前端部の突出の背面部がなだらかで、後端部左サイドの膨らみが小さいとされる。この亜種は当初ダイバーにより40mほどで発見されていたが、ここしばらくは発見が途絶えていたようだ。この貝は、近年やや東よりの深めの海域から見つかったもので、色は薄めだが殻の特徴や計算値(mR=8.4)は合致している。
How to get 
この先浅場で見つかるのかは疑問。
 
*殻の相対質量による計算式(Schilder,1938 Lorenz,2002)
 殻の測定重量を、貝殻に見立てたカルシウム鉱物である霰石(aragonite,CaCO3)の仮想重量と比較した値mRを算出する.。
 
   mR(%)=mD/(l*w*h*0.00293)*100   mD=殻の測定重量(g)
 
  l=殻長(mm) w=殻幅 h=殻高 
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☆4亜種のmR値(Lorenz,2013)
 亜種
a.armeniaca
 a.diprotodon
a.clarksoni 
 a.andreyi
 mR
 10.9
 11.7
 8.5
 13.6