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2014.7.19〜20 南紀オフ貝2014〜この夏、凪の海で編
1日目:2014年 7月 19日(土) 「緊急!」
 毎度お馴染み南紀オフ貝の季節。今回もkudamaki会長のコーディネートの元(今年もありがとうございます)、南紀の地に猛者たちが集結することとなった。
 
 今回私はもろもろの事情により2日間のみの参加。前夜遅く南紀入りした私は、「あのお方」がすでにフライングしていることは夢にも思わず、格別でない鮨を頬張り、昨年良い思いをした店でひどい目にあっていたのであった。
 
 明けて19日。天気は曇天だが、見渡す海は予報通り(以上に)凪。毎度の牛乳地獄から解放されることが確定したことにより、いつもは行けぬあの場所この場所…と妄想だけは大きく膨らんでいくのであった。
 
 少し早めに宿を出た私が集合前に向かったのは昨年最後に良い思いをしたSポイントへ。集合場所の駐車場に車を止めると、何やら見覚えのあるナンバーの車。早めに来たPika1さんが仮眠中の模様。で、その横をすり抜けて浜へ。
 
蒸し暑くはあるが、今年は鹿の糞の臭いもなく快適な浜歩き。早速貝溜まりへ急行する(笑)。
 
…クチムラサキが妙に目立つ中、まずはカバホシ。さらにチドリ、ヒメホシ。ふむ。
 
さらにホソヤクシマらしき貝。ふーむ。これは今晩にでもあのお方に見てもらうか。…まあこんなところかな。
 
 時間を見計らって集合場所へ。すると周囲の藪の中に怪しい人影と話し声。何となく想像はついたが、しばらく黙って待っていると人々が藪から姿を現す。百舌鳥さん、あさきちさん、きつきつぼさん、そしてPika1さん。陸貝を探索していたらしい。蚊集め役に徹していたらしい?きつきつぼさんが最も結果がよろしかった模様。
 
そうこうしているうちに「貝好きの皆さんですか」(いいなあ、これ)という誰何とともにゲストのはるさ〜さんが登場。さらにkudamaki会長と「あのお方」こと不如帰さんが現れる。
 早速路上に店を広げ出すあのお方。何でも前夕南紀入りして、Cポイントなどで打ち上げを見てきたようだ。
 
…バンザイラ、カバフ、ヒメハラ等々台風8号の置き土産か?相変わらず引きが強い人だ。ヒメハラの綺麗さ加減には「ECS疑惑」も噂されたが(笑)。
 
さて、まず一同はなかなか潜水できない聖地Xポイントへ向かう。そそくさと準備し、浜へと下る。
 
…と、最後の坂が尽きるところで足が滑って尻餅をつきそうに。とっさに両手を後ろについた途端、左手に妙な感触。ん??????
 
…見ると親指と人差し指の間に、竹が。(うわっ)
 
…引き抜いてゴミを払い、とにかく浜へ。手持ちの水で洗い、絆創膏とイラモ防止用に持っていたゴム手で保護。出血や痛みがそれほどでもなかったので何とか潜水はできそう。海水なら消毒になるか?
 
 
 思わぬ事故にやや出遅れたものの、気を取り直して潜水開始。水はそれほど冷たくもなく、時折大きな波はあるが、ここにしては驚くほど穏やか。あまり手頃な石はないのだが、右手一本で取りあえず返していく。程なくメ、ヤクシマといったお馴染みの顔。さらに岩のウニ穴にハナマル・ハナビラ。なかなかキープしたいモノには出会えぬまま北方面へ。巨大なアオブダイにおののきつつ、底にやや砂が見え始めるあたりの転石でチャキヌ。さらにErosaria系のゴミ風外套膜。コモンか何かの幼貝か?
 
 最後に後学のための貝を幾つか拾って無念の上陸。うーむ。あのお方はカノコを始めヤクシマほか多数。やるなあ。
 
 @メさんも合流し、いつものここしかないレストランへ。さらにここでSさんも合流。その後、一同はイラモの楽園Pポイント組(百舌鳥さん・はるさ〜さん・あさきちさん・私)、潜水ドレッジ(きつきつぼさん)、激坂Bポイント組(Pika1さん・Sさん・不如帰さん・@メさん)にわかれて行動することに。
 
 浜近くに車を止め準備を進めていると、あさきちさんが近くの自販で皆の飲み物を買って来てくれる。…と、飲み物を置くや否や浜へ猛然と走り出す。昨年の財布事件の再来か?一同に緊張が走ったが、すべてを見ていたはるさ〜さんの言葉に納得。緊急エマージェンシーでした。
 
 
 さて準備を終えた一同が浜に降りると、はるさ〜さんがいきなりピカピカのカノコの打ち上げを拾う。これは、Aさん効果か?(笑)うーむ。
 
 長の歩きを経てポイントに到着。見ると浜ではきつきつぼさんがドレッジの準備を。そこは…案の定Aさんポイント近く。うーむ(笑)。
 
…気を取り直して入水。普段から波静かなポイントのため探索はしやすい。ただし今回は潮が悪いため、転石するにはいつもより深く潜る必要がある。日頃の運動不足がてきめんにあらわれる感じ。取りあえず、イラモの多い浅場の探索は後に回し、沖目のトサカ狙いに出る。できればエリカ狙い。
 
 が、今年はウミウサギのホストとなるユビノウトサカは多いものの、他のトサカは−50%ほど(当社比?)。何とか大粒のテンロクケボリを発見。考えてみれば南紀で生は初だった。
 
 さらに浅場へ移動し、イラモ防御手袋の利を生かし、攻撃的転石を試みる。レギュラーメンバー続出の中、ヤナギシボリを何とかゲットして上陸する。不漁の中、あさきちさんから運を受けついだ?はるさ〜さんがカノコ生をゲットされたのはお見事でした。
 
 その後、先に帰路についた3人の後を追おうとすると、きつきつぼさんが海中から登場。聞けば浜のドレッジが全くだったため、こちらに転戦したとのこと。Aさんポイントの件はさておいて(笑)、目標のマメアゲマキをゲットされた模様。よかったよかった。
 
 
 きつきつぼさんと戻ると、もとの砂浜に大きな姿。なんと瀕死のアオウミガメが!(しかも件のポイント至近…うーむ。)往きはまだ潮が高かったため気がつかなかったらしい。あさきちさんらは某所にウミガメ発見の報を知らせ、人々が駆けつけるなど、人がいない割には妙に慌ただしさ満点の浜の一日となったのでありました。
 
 その後一同宿舎へ移動。Bポイントで一人クソ粘っていたあのお方を除き、顔をそろえた一同は(所用で採集は欠席だった会長も合流)例の高級昆虫風スーパーで買い物を済ませ、丘の上の会場へ向かう。近くで見張っていたかのようなタイミングであのお方も合流し、一同勝手知ったる(!)会場へなだれ込む。
 
 
 宴を始めて幾ばくもしないうちに誰ともなく貝が登場。こうなると食べ物は目に入らなくなる一同。熱い話が飛び交う中、あのお方が怪しさ満点の笑みとともに持ち出したのが、妙に丁寧なアクリル接着工作に目盛りが目立つ奇妙な「装置」。何でも懸案だったヤクシマとホンヤクシマを一目で区別する、という怪しげな代物の登場に警戒を強める@メさんと私。ある部分の構造の違いを計測する、とする作者の説明に「大小あるしcmぢゃなく角度では?」「水準器を付けるべき」という二人の突っ込み。果たして来年度の進化は…うーむ?
 
 800万円のzoila箱(笑)も登場する中、宴の終盤、@メさんがNGワード「ライト」をついに口にしてしまう。すると登場したのは…米軍御用達の件の代物。終わると見えた宴貝はその後も深夜まで続くのでありました。 
 
 
                      (つづく)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
…早朝Sポイント。
 
…Xポイント海中。
 
…エマージェンシー解除後の穏やかな浜。
 
…Pポイント。去年とは大違いの凪。
 
…アカウミガメの頭骨&下顎の骨。
 
…Pポイントにて。テンロク&ヤナギシボリ。
 
…潮が引いた浜で、瀕死のアオウミガメ。