11時過ぎに到着。朝方に干潮だったため、これから潮は上げる一方。いつものポイントは満ちて来るとかなりの流れがあるのでどうか、と思っていたら案の上の状況。とはいえ時化ているわけではないので、荒行とまではいえないか。
すぐに準備して潜水。対策の甲斐あって大して冷たさは感じず。流れは結構なもので、ただでさえ細かい探索を強いられる身にはつらそうではあるが…。
流されつつも、ツグチ1発見。やや若い感じだったのでスルー。毎回お馴染みの地点を目指すが、潮が満ちているため様相が違ってまごつく。そうこうしているうちに小さめのトゲトサカを見つけ、探ると大粒のテンロクケボリ。おお。
気を良くして先へ。ようやくいつもの地点に達するが、流れが巻いている感じで探索しずらいこと夥しく、早々に転進。流されつつその裏側の岩下でツグチ1をキープ。すぐ横には隠れる気のないホシキヌタがたたずんでいたがこれはスルー。
流れがさらに厳しくなってきたので手前側に戻り、ここではあまり行わない転石を試みる。
チャイロキヌタとメが連発。ここのメは色が茶色がかって丸っこいのが特徴なのだが、だからと言って持ち帰るほどのこともないのでこれまたスルー。
進むうちにやや潮が緩い地点があり、そこにもソフトコーラルが点在していたので、その一つに顔を寄せ探索を試みると、チヂワケボリがそっと隠れているのが目に入る。ラッキー。
…が、後は続かず。色違いの兎を求め、黄色系のイソバナをさがすが不発。外潮がさらに入ってきて寒さを感じるようになったため、ここで探索を切り上げ上陸した。
今回は潮の影響でじっくり探索できず、秘かに狙う新顔には会えなかったが、まずはお馴染みの顔を見ることが出来て楽しめたかな。