学 名
Palmulacypraea musumea
(Kuroda&Habe,1961)
和 名
ウブダカラ (初宝)
Data
Off Southern Pine Island, Noumea, New Caledonia,
by
dregded at depth 400-450m
Size
17.9mm
(Size Range: 8〜26mm)
ひとこと
このPalmulacypraea一族は、ぱっとした華やかさはない
小さい貝だが、好事家にとっては昔からはずせないグル
ープ。bouchetiとの分類については議論が分かれるとこ
ろだが、通常歯は茶色に染められず、特に外唇歯は短
いとされる。また内唇前部の形状も異なる。なおこの貝
は、ニューカレドニア産で日本や台湾付近のとはかなり
印象が異なる感じである(Paleだし殻質もちょっと…)。
私見ではbouchetiやヒメダカラにも共通した地域差のよ
うに感じる(今のところヒメだけが亜種扱い)。ざくざく集
め難い種なので研究も苦労が多いことだろうとは思う
が…。
日本〜台湾、ニューカレドニア沖などに分布、深
さ100〜500mほどの海底に生息。
日本産
南部の深海に産するが、超レアである。なお、一応日本
産のページからはここへ飛ぶようにしたが、近似種
P.boucheti
も日本近海で混穫されているようでもあり(同
種とする分類もある)、そちらのページも参考にされたい。
How to get
深海・稀産でもありグラム当たりの値段は最高クラスか
(笑)。