2005.11.9 &11.12 (神奈川・N・K・A海岸)
2005.11.9 (神奈川・K&N海岸)
 
…所用が思いの外早く済んだため、夕刻の海へ打ち上げ遊びに向かう。土日は結構混雑するので敬遠していた場所へ久々に乗り込むことにし、まずは前回漁火に訪れたK海岸に降り立つ。潮は満潮後1時間ほどか、風もあり波も高めである。
  とりあえず高潮線ラインの貝をチェック。さすがに白くさびた貝ばかり。ライバルも多い場所でもあるし、持参のシャベルを使って岩の付け根を掘り返しての取りこぼし狙いに出た。結果はツマムラサキ・クロ1、また潮溜まりで半分破壊したクチグロを得た程度。
 
…まあこんなものかと40分ほどで撤収し、日没間近な路をN海岸へ急ぐ。浜に降り立ち小走りに貝だまりポイントへ。夜がどんどん迫ってくる中、シャベルでの掘削によりウキ、妙にシボリっぽいサメ、シラタマをゲットする。っと、まもなく「よい子はお家へ帰ろう放送(?)」が流れはじめ、探索不能の暗さになったため撤収した。何ともせせこましい採集行であった。やれやれ。
 
2005.11.12 (神奈川・A海岸)
 
…昼で所用が済んだため、狙い通り本日はいつものポイントを狙うことにする。といってもちょうど満潮時のため、急いだところで無駄。まずスーパーで本日忘れたシャベルを、と思ったがなかったので料理の木べらをゲット、ゆっくりと海へ向かう。
 
…ついた時刻がほぼ満潮のため、とりあえず高いラインの打ち上げがあるポイントへ。途中打ち上がって最期を遂げたハリセンボン君を蹴飛ばす。合掌。ここではひまつぶしの意味もあって、結構しつこく探索したが、半分しかないクチムラサキ若貝や4分の1しかないクチグロを見付けた程度。土曜日だし、先客アリだった可能性が高いか…。
 
1時間くらいつぶした後、犬連れの妙な外国人一家が接近してきたのを潮に移動、いつものポイントへ。夕闇も迫り、早く浜に立ちたいところだが、まだ浜のほぼ全体が波に洗われている。仕方なくその辺をぶらついて15分つぶし、もういいやとおもむろに突入を試みる。暗くなるまでの1時間限定勝負。
 
滑り降りて浜に降り立ってみると、前回(10月30日)と似たような状況。それほど海が荒れた様子はないのでこれまた過去の遺産狙いか。手前から急ぎ探索開始。最初の一かきでいきなり麻雀の100点棒が飛び出す。(なんじゃこりゃ?)
 
「一本場…」とつぶやいてさらに一かき。すぐにウキを拾い、へらで畝を作るがごとく貝だまりを耕しつつ前進。真ん中の貝だまりを崩したところでお馴染みの?3本線幼貝が飛び出す。これは疑いなくヒメホシ。さらにもうひとかきで背中大穴ではあるがヤナギシボリをゲット(当浜では自身2年ぶり)。やや強欲モードに入り、浜を行ったり来たりして探索続行。ほとんど見えなくなる直前になって、オレンジ腹のカバホシ(久しぶりだなあ…)と擦れたナツメモドキを何とかゲット、急速に闇の迫りつつある浜からよじ登って撤収した。
                         
 
 
…9日の採集品。上左からウキ・黒いサメ・シラタマ、
下左からツマムラサキメ、クロ。サメは23.5mm。
 
 
 
 
 
 
 
 
…上左からナツメモドキ・ヤナギシボリ(26.9mm)。下左からウキ・カバホシ・ヒメホシ幼貝。前回ここで拾った幼貝もどうやらヒメホシと結論してよさそうである。