2009年に記載された新種で、本HPではハブキヌヅツミのフォー
ムとしていた。今回標本を手に入れて記載論文を再確認し、別
種扱いとした。殻はクリーム〜紅色で、ハブキヌヅツミのように
両端は折れ曲がらず直線的。前後端の殻の切れ込みは浅い。
なお雄の殻はハブよりも大きくなるようだ。外套膜は薄赤色で粗
くイボ状突起があり、水管も茶褐色で、濃褐色の網目状となり、
水管に黄色のフレームが入るハブと異なる。フィリピン〜ニュー
ギニアの浅海に生息(ハブよりも浅場?)深さ数十mの
Plumarella
sp.で見つかっている。