☆本邦初!本格ウミウサギ本出版!
当HPもリンクしている「T.iinoのPage」「潮騒の宝箱」を運営している友人、飯野さんが解説を執筆され、そして私のHPの採集記にしばしば登場する「あのお方」で知られる?高田さんが監修されたウミウサギ本がついに出版されました! 「ウミウサギ天国」の南紀に長年通われ、ウミウサギの世界に魅せられた飯野さんの熱い思いと飽くなき探求心の結晶。その解説はわかりやすく読み応え十分!まだまだ研究が進んでいないこの仲間の分類にもぐっと踏み込んでいます。しかも日本のみならず世界まで…。
宝貝とは一線を画した清楚な美しさを楽しめる美麗な図版、そしてオフ会でもご一緒したことのあるダイバー高重さんの貴重な生態写真も満載です。さらに宝貝の研究でお馴染みの?Lorenz博士からの序文も!
…また今回、ささやかながら、私が今まで闇雲に集めてきた標本もお役に立つことができた(この表紙の中にも…)のがとても嬉しいです(私のHPも紹介していただきました)。他にも貝仲間所有の貴重なコレクションの貝も目白押し、そんじょそこらでは見られないラインナップですよ。
このHPをご覧になられる貝好きの皆さんにぜひ手に取っていただきたいと思っています。
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☆ウスアカネダカラで…。
ドイツのClub-Conchyliaが編集し、Conchbooksから年に数回発行されている貝の学術雑誌です。 このたび発行された通巻43号では、Umbilia属のウスアカネダカラの分類についてローレンツ博士らが、原亜種を含め4つの亜種に分けられるとする新知見を発表しました(分けすぎ、という突っ込みはさておいて…)。
その中の2亜種について、私の所蔵している貝のデータを提供し、Paratypeとして登録されました。ディーラーから購入した当初は、こういうことになるとは夢にも思いませんでしたが…。
特に生貝標本は一つの生命と引き替えにもたらされたものであり、自らの楽しみのためだけに死蔵するのは忍びなく、少しでも何かの役に立ってくれれば、と言う思いもあってHP上で紹介し続けています。ウミウサギ本の時もそうでしたが、このように学術的な分野でも、自分の集めた貝がささやかながらお役に立てた、ということをとても嬉しく思っています。
Conchylia 43(1-4), Marz/March 2013
(ConchBooks)
ISSN 1869-5302 40EURO
ConchBooksのサイトから注文可能です。
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