trivia029002.jpg
c40b1263.gif
 学 名 
 Purpurcapsula exigua   (Gray, 1831)
 和 名 
 バラフシラタマガイ (薔薇斑白玉貝)        
 Data 
 Nago, Okinawa, at depth 5m
 Size   4.5mm    (Size Range: 3〜6mm)
 ひとこと
形は小さいが、透き通った薔薇斑が非常に美しいシラタマ。
この属は6種が記載されているが、そのうちの5種は特に似通っている。歯舌の形状での分類の他に、腹面の色の出方で分類することが報告されているが(2009, Fehse&Grego)、そうはならない個体も見て取れ、決定的な分類とはならないのではないか、と思っている。本種はzzyzyxia、bayeriに比べ扁平で背面中央の溝がはっきりしており、背の肋が細く間隔が狭い。corinneaeは形が楕円・米粒型で細長く斑が薄いようだが、類似点も多くさらに精査が必要と思われる。なお、下記に一応参考として腹面の比較について紹介しておく。西太平洋に分布、浅海の礫下などに生息。
How to get 
少なくはないのだろうがこの大きさ故に生は得にくい。
10ドル内外。
*参考 腹面着色によるPurpurcapsla属各種の比較(Fehse&Grego,2009を元に作成)