N.quadripunctata(ヨツボシシラタマ)については、Fehse(2022)により、この種も含め5つの種に分けられた。なお、遺伝子や歯舌の比較は行われておらず、今後分類が変更される可能性もある。本種はこのグループでは最も円形で、前後端、特に後端は全体的によく突出する。殻色は白〜薄いピンク色で、歯や肋は細く細かい(内唇14〜17、外唇19〜22、肋24〜28)。バハマ・ジャマイカで見つかっており、潮間帯〜浅海に生息。なお、この貝は遠く離れたカリフォルニアで見つかったとされるもので、ラベル違いまたは船のバラスト水などによって運ばれた可能性も考えられる。