学　名   Pustularia globulus brevirostris 　　　　　                　　(Schilder&Schilder, 1938)  和　名   カギバナチドリダカラ（鉤鼻千鳥宝）  Data   Diego Garcia, Indian Ocean  Size   10.5mm　　　　(Size Range: 9〜19mm)  ひとこと インド洋に産するこの貝についてもLorenz(2014)の分類研究が行われ、２つのバリエーションが設定されている。Typicalな形質を持つ貝として、モーリシャス〜セイシェルほかインド洋中部産の貝があげられている。歯はメノウチドリのように茶色に染められず、背面に丸い紋がわずかに出る個体もあるが、多くは無紋。この個体はインド洋中央のDiego Garcia産であるが、この地域の個体は小型でやや長細い。しかし、２つのバリエーションも含め、背や腹面の斑紋や歯の着色などかなり変異が大きく、メノウチドリと判別しがたい個体もあり、分布域や分類に関しては今後の研究で変わってくる可能性が高いのではないか。インド洋〜アフリカ東岸に分布、浅海の珊瑚礁や礫下に生息。 How to get  そこそこ見かける。数＄くらいか。