2007.5.12 (神奈川・A海岸)
…大混雑になること必定のGWでは敬遠したM浦行き。しかし今週は木曜日から風が強くそこそこの荒れが見込めたため、風のおさまった今日は絶好の狙い目かと出かけることにする。昼満潮、19時過ぎに干潮ということで、午後遅い時間に出撃し、夕刻に一勝負を目論む所存。天気は上々で、海も穏やか。さすがに午後遅くならBBQ軍団もそうはいまい。
 
さて、A海岸到着。さすがに家族連れが帰宅すべく続々引き揚げてくる。まずP浜を覗くも、干潮までまだあるため、浜の多くが波に洗われる状態で時期尚早と判断、北の浜へ。まあかなり探されているだろうなあと思いつつ乗り込むと…。
 
一度昼に満ちたためか、かき回された形跡は見えず。そこここに結構な貝だまりが出来ており、そこはかとなく良い感じである。これはいいかも、と家族連れの視線を浴びつつ早速探索開始。
 
…が、やはりここはなかなか難しい。クチグロのかなり幼い貝を見付けたのちはどうも…。今日はいつもの木べらを忘れてしまったので、百均で買ったシャベルを使っているためもあるのかもう一つリズムが悪い感じ。同じところをぐるぐる何度も回り込んで(違う方向から見ると、意外に見えなかったものが見えてくることもあるので…)ようやく小さなツグチガイ1を見付ける。何となくP浜が気になって集中できないのも自分の甘いところか。ふと妙な臭いがしたので見てみると、大きなコウイカが打ち上げられ一夜干し化している。生きてれば持って帰ったのだがなあ。結局1時間近く探索した後、見切りをつけて移動。
 
…さてP浜。もっと海藻がすさまじいか、と心配していたが、そうでもない。本日も降り口付近にはかなりの貝溜まりが形成されている。ちょっとつついてガスウキ1。うーむ。とりあえず細かい探索はあとにゆずって奥へ。
 
…中央から奥にかけては貝溜まりは前回と似た感じ。海藻の漂着はそこそこ。表面に出ている貝を見ていくと中央付近でクチグロ幼貝。一番奥へ移動するがまたまた奥は不発。件のキムスメポイント付近が今回もましな感じだったのでその周辺を掘り返す。と、ヒメホシ幼貝1。               
よしよしと思ったがここも後が続かぬ。30分ほどであきらめて、降り口下へ。本日はシャベルなので、少し貝溜まりを深く掘ってみる。3回目くらいでツグチガイ1。やはり君は打ち上げの癒し系だ。たとえガスっぽくてもそこはかとなく嬉しい気分にさせてくれる…(嗚呼)。
 
結局このあとは続かず、夕闇も迫って来たので(&どうも犬の○○○系の臭いが漂ったので)撤収を決意。時期もそろそろ厳しくなってきているのでこんなものかなあ…。
 
             
             …左上よりヒメホシ幼貝・クチグロキヌタ幼貝×2。下段ウキ・ツグチガイ×2。
             おなじみの持ち帰りメンバー、である。