2008. 2. 27  (神奈川・A海岸)  
…仕事に追われてなかなか海に出られずもどかしかったが、いい加減嫌気がさして、無理矢理時間を捻出して海に逃亡することに決める。先週末から大風が吹いて浜の状況も気になっていた。強風から3日目、そろそろ頃合いか。


昼過ぎに車を海に向ける。天気はこれでもかといいたくなる快晴。しかし風が強い。窓から見える海も白波が見える。ガラガラの駐車場に滑り込んで車中で昼食。防寒着に花粉対策のマスクをつけて浜へ出撃する。午後一時半過ぎ、干潮まで1時間ほど。


まず北の浜へ。予想通り、先月大きくできあがっていた貝溜まりが手前に引き出された感じ。見た目あまりいい様子ではない。あちこちつついてみたが何もなし。風も強いし早々に退散を決め込む。

続いてP浜へ。やはりここも貝溜まりがさらわれた感じ。奥側はまた崖崩れがあったようで、浜がすっぽり土砂で埋もれている。近づかないほうが無難か。最も貝溜まりの厚い手前側をチェックすることにする。ハナマルの割に新しめのが多いかな、という感じ。



貝溜まりの表面を眺めていくと、白い四角いモノを見付ける。この浜のいずこかに埋もれているであろう麻雀牌。今日見付けたのは「白」(記録を見ると2006年3月以来。結構久しぶりである)。さらに目を転じるとちょっと丸っこい姿が。拾い上げてみると擦れきってはいるがウミナシジ。まあ来た甲斐はあったか。ちょっとほっとして探し回るがその後が続かぬ。一旦浜の真ん中付近へ移動する。ここも貝溜まりは薄い。超ガスアヤメを一つ見たのみ。うーむ。


少しほじくってみようと手前に戻る。木べらであれこれほじくっていると鮮やかなピンク色が!
出た〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まだいたのか、部分入れ歯…(苦笑)。
 
 
 
2007年7月16日以来約7ヶ月ぶり。前回見付けた地点から約3m上の地点。意外に動いていない、というべきか…うーむ。
 
入れ歯の分析を続けてもしかたがないので撤収。時間はちょうど干潮ごろか、南へ向かい南方系生息エリアへ足をのばしてみる。
 
…結果、途中のスピルラ浜は何もなし。磯伝いにキイロの多かった所へ移動し、貝溜まりでキイロ若貝FDとクロの幼貝をゲットしたのみ。風が冷たく強くなり、鼻水が盛大に出だしたところで撤収を決める。成果は少なかったが、久々に海を眺めてリフレッシュできた…かな?