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2012年 6月23日(土) 神奈川・A海岸・J島
 日本を横断した台風4号。通過して3日目、そろそろ頃合いかと久々に出動を決意。天気は曇り、暑くもなく寒くもなし。BBQ軍団の来襲はあるだろうが…。昼前にA海岸へ。干潮は13時過ぎ、まだ余裕。
 
 駐車スペースに車を置くと、大型バスも二台。幼稚園か何かの遠足か?まずは北の浜へ向かう。かなり大きく引いた磯に潮だまりが点々としている。せっかくなのでのぞいてみると、程なくクチムラサキ1を発見。さらにその先の潮だまりでもう一つ。よしよし。そして北の浜の貝だまりへ。様々な臭いが立ちこめる中探索したものの、クロ1を見つけたのみ。ふーむ。
 
 そして本命のP浜へ。BBQ軍団を横目に本日も裏ルートの崖からアプローチを試みる。雨上がりのせいか、崖が非常に滑りやすい。最後の3mほどはまあいいやと一気に滑り降りて着地。ゴミは多いが、案外に海草の漂着は少ない。貝だまりもさほどさらわれていない様子。よしよし。
 
 …と、良かったのはここまで。奥を見ても手前をつついてもナツメモドキ若貝が出るくらい。何も収穫が得られぬまま時が流れる。仕方がないので台風後ならではの漂着物と暖帯照葉樹林の申し子にカメラを向けて退散。
 
…左から、クチムラサキ2・ナツメモドキ。
 
…ウミエラ。まだ生きていてうねうねと動いていた。当地で見たのは
初めて。
 
…タブノキなどを食樹とするホシベニカミキリ。
 
…左上からカモン・クロ・カバホシ・ツマムラサキメ。下段からテンロ
クケボリ・ツグチ×2・ヤッコグルマ。
 
 
 
 不完全燃焼のまま車へ。さらに南側を探索しても良かったのだが、何となく場所替えしたい気分だったので移動を決意。
 
 
 
 
 
…というわけで久々にJ島A崎へ。それなりに人出は多いところだが、小さい貝は狙えるはず。
 
 
 
 
 浜へ降りてみると、かなり大きな貝だまりが数カ所に生まれている。多少はかき回されているが、手つかずの所も見える。それにしても貝だまりの真ん中でシートを敷いてくつろぐカップルがいたが、海草やらを中に巻き込んで3日目、かなり臭いも出てきていると思うのだが…。
 
 
 そろそろ上げも始まっており、まずは波打ち際近くからうろうろと探す。ガスながらツグチを2つ。ふーむ。
 
 家族連れがどいた後の貝だまりへ移動。岩の近くなど手つかず風のところをつつくが成果なし。
さらに上側の薄く貝が広がった方へと目を向ける。…と、テンロクケボリ1を発見。すぐ横で一瞬クロシオ風の貝を見つけたが、残念メダカラ。その直後久々のオレンジ色の腹面が眼に飛び込む。ひっくり返すと背面の線も残り、艶も残る個体。
 
 
 
 
 
 
カバホシダカラ!
 
 
…とりあえず来た甲斐はあったか。さらに周囲を慎重につついてツマムラサキメ・ヤッコグルマを追加。
 
その後はあれこれ浜をさまよって、手のついていなさそうな所をつつきまわり、妙に大きいカモンを一つ追加して撤収。
 
…本命P浜は不発だったが、久々にいい感じのカバホシが拾えたのでよかったか?