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2014年 1月 2日(木)  神奈川・K海岸
 夏以来諸事情で忙殺され、海は遠ざかる一方。年末動こうと思ったが潮回りが良くなく、この冬最後のチャンスとなりそうな年明け早々に狙いを定めていた。12月にかなり寒い日も続き、南方系は厳しい状況と思われたが致し方なし。本来なら偵察しておきたかった所なのだが…。
 
 久々にウエーダーを引っ張り出し、出発したのは20時半。昨日の強風もおさまり波高は1mの予報。若干雲のある夜空を見上げつつ海へ。スペースに車を止めると先客らしき車が一台。それはいいが、かなり大きな波音が響き、暗い海に白い波頭が見える。これで1mかよ!毒づきながら準備をして磯へ。風も弱く、寒さがそれほどでもないのは助かるが…。
 
 早速岩下や割れ目を探索開始。波のためか意外に高いところまで水が来ており、厳しい感じ。オミナエシ・メ、そしてハナマル成貝を発見。
 
 割れ目の奥にメのようだが妙に色の薄い殻がのぞいていたので、もしや?と思い引っ張り出してみると色の薄いメ。何だよもう。すぐ横にキイロもいたがこれは死殻。多分12月初めには落ちていたのだろう。
 
 続いて岩の下に落ちていたナツメモドキを見つける。やや若いが成貝。殻かな、と思って裏返すと肉が見える。こちらも寒さで大分弱っているようだ。さらにホシキヌタが連発。こちらは健在の様子。
 
 さらに前進。波はいよいよ高まっているようで険しい先端部はまさに東映(笑)。正月早々危険を冒すのも憚られたのでそこそこの所を見ていくが、 オミナエシ・ハナマル・メが次から次へと顔を出すが他のお宝は純正チャイロキヌタ1のみ。うーむ。
 
 ちょうど満潮を迎えた頃には手前側のめぼしいところは探索終了。大きく引いた砂地を横切ってさらに先へと足を伸ばしてみる。
 
 相変わらずの3種連発の中、岩の下に細長いお宝が鎮座している。やや若いがコモン。当地ではuncommonなのでまずは来た甲斐があったか。まだ元気そうな感じだったので写真だけ撮ってスルー。
 
 やや疲れを感じ、最初の地点もさらに引いているはずなので戻ってみよう、と踵を返すと、途中の岩陰にいい感じの貝だまりを発見。この浜では久しぶりだなあ。見ていくとすぐに橙色の腹を見せたお宝を発見。取り上げると擦れて模様はないが大ぶりのアジロ。この浜では10年前に真っ白になったものを拾って以来。よしよし。
 
 スタート地点に戻ってみると、さすがにさっきよりは大きく引いた感じ。これならば、と思い片っ端から見ていくがオミナエシが出た程度。しきりと工事で手が加えられている場所が近いのも、お宝減少と関係が…?うーむ。
 
 ここで探索終了。時期が遅かったこともあってか南方系の一発はなかったが、まずまず楽しめた今年初探索ではありました。
 
 
 
 
 
 
 
 
…見にくいですが画面奥はかなりの波。時化だよ全く…。
 
…チャキヌも見つからず、1個のみ。
…ハナマルは点々と。
 
…ホシキヌはそこそこ。
 
…メはさすがに多い。
 
…ようやく見つけたナツメモドキ。
 
…最後に出てきたコモン。